こんなときだからこそやらなければならない食品スーパー店長の3つの仕事!(その2)
■こんなときだからこそやらなければならない店長の3つの仕事!(その2)
2.店舗メンバーへの挨拶の徹底
店長の皆さんは、出勤してきたメンバー全員と1日1回でも話をしましたか?挨拶しましたか? 恐らく大型店になればなるほど、挨拶すらしないメンバーが出てくるのではないでしょうか。待っていてもメンバーは近寄っても来ませんし、話はおろか、挨拶すらしないメンバーもいるはずです。では、どうしたらよいのか。
<自ら相手に近づく>
店長は出勤時に必ず全部門を回り、メンバー1人1人と目を合わせて握手(グータッチ)をしながら挨拶をする。
部門長も出勤時、必ず部門メンバー1人1人と目を合わせて握手(グータッチ)をしながら挨拶をする。
スキンシップの手段としても、新型コロナウイルス感染症が蔓延している今は、握手ではなく、グータッチまたは、肘タッチが望ましいでしょう。
<声掛けの徹底>
店長の皆さんは、簡単な声掛けフレーズをいくつ持っているでしょうか。ことあるごとに声掛け(おはよう、最近どう、困ったことはない、ありがとう等)を行うことによって、スタッフは「自分は認められている」「店長は自分を気にかけてくれている」と思うようになるはずである。
自分は認められている=承認の欲求を満たしてあげることによって、メンバーは自らやる気を出して、すすんで仕事をしだすようになる。そうすることにより、店長自らも楽に仕事ができるようになってくるはずである。
「メンバーは、自分が指示を出さないと動かないんですよね~」と言いながら、一生懸命自ら仕事をしている店長を見かけるが、それは店長がメンバーの承認の欲求を満たしてあげていないからなのである。
また、特に女性スタッフには平等に感謝の気持ちを持って対応すること。決してひとりのスタッフには挨拶やねぎらいの言葉をかけ、もう一方にはしないことがないようにする。例えそれがたまたまでも、その一方のスタッフはずっと覚えているはずである。
<店長の対応と心掛け>
店長は服装から表情、立ち居振る舞いに至るまで部下に見られていることを意識して行動しなければならない。まずは見かけ、言葉づかい、身振り、行動などわかりやすく変えやすいところから注意すること。
また、上司だからといって偉いわけではないという意識を持ち、上司はメンバーを尊重して取りまとめ、仕事をうまく進めるのが役割になる。
新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、買い物客の増加による作業量の増加等で、スタッフはますます人員不足が生じ、ストレスを感じている状況です。店長は、どうかスタッフのメンタルを和らげ、モチベーションをアップさせる行動を行ってください。
恥ずかしがり屋な店長は、「会社から言われた等」と言いながらはじめましょう!
または、自分を演じているという意識を持つと恥ずかしさが薄れます。