専門店店長育成プログラム【THE DOOR】体験セミナーレポート

専門店店長育成プログラム【THE DOOR】体験セミナーレポート

2017年11月21日(火) に、専門店店長育成プログラム【THE DOOR】体験セミナーをアットビジネスセンター池袋 別館606号室にて開催いたしました。
全国の専門店の人事・教育担当者様13社15名の方からお申込みをいただきました。

受講者のアンケート結果

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セミナーではこのような内容をお話ししました

15,000店舗の接客実態調査結果からみた専門店の現状と課題

覆面調査方式で、弊社標準調査票を使用して延べ96施設(15,699店舗)を、業種分類を細分化した調査結果について、百貨・専門店研究所 所長 長谷部雅彦よりお話させていただきました。

  TheDoor_hasebe 業種分類別により、平均点が高いカテゴリーと低いカテゴリーの違いがあったものの、どの業種に関してもトータル的に、”商品説明~提案”については平均点が高く、”アプローチ~ニーズ確認”については、低いという結果になりました。
今後の課題としては、「①リアル店舗の優位性発揮②店舗運営(マネジメント)の高度化である」と提言し、ネットではなくリアル店舗でだからこそ出来ることがお客さまに来店していただく理由になるとしました。  また「店舗の責任者としての店長には、大変大きな役割と責任と期待があります。一方で、店長が店舗に立たないお店は弱い。だからこそ人材育成が重要である。」としました。

専門店店長育成プログラム【THE DOOR】ご紹介

「専門店店長育成プログラム【THE DOOR】は、日本コンサルタントグループが新たに体系化した計5回からなる専門店店長育成プログラム(研修)です。これまで多くの専門店企業様にご提供してきた研修を整備し再設計したものです。一人でも多くの店長様が店舗の目標達成のために、また自信を持って店舗運営できるように、店舗マネジメントの基礎を学び新しい扉を開けて進んで欲しいとの願いから【THE DOOR】と名づけました。
多くの店長様は店舗での販売実績を買われて店長になったはずです。ただ、店長の仕事や求められるスキルはベテラン販売員の延長線上にはありません。店舗を運営・管理していくには別のスキルが求められます。しかしながら現実は、店長になる前に、あるいはなった後に店長としての教育を受けている人が少数なのが実態ではないかと思います。」としました。

  TheDoor_fukute その後、アパレル専門店の店長経験を持つ、弊社百貨・専門店研究所 福手直子より、専門店店長プログラム【THE DOOR】で実際に行う演習を3つ体験していただきました。最初は皆さん緊張されているご様子でしたが、アイスブレークを交えながらグループ内で自己紹介を行う頃には、笑い声が飛び交い、とても和やかな雰囲気の中、進行していきました。
1つ目の演習として、プログラムの第1回目で行う「会社・ブランド・商品を語る」という内容についてPWと発表を行いました。ここでは、目的を「自分の言葉でスタッフに語れるようになる」とし、店長の皆さんに意識付けと自社についてより深く知るきっかけ作りを目的としており、当日は受講者の方々にもワークシートにたくさん記載していただきました。
2つの目の演習として、「サブを育てて楽々運営」という第3回目に行う演習を体験していただきました。まず店長としての業務の棚卸しをPWで行っていただいた上で、重要度と優先度という視点から業務を分類するというGWを行いました。
視覚化することにより自身の業務内容を具体的に理解した上で、重要度と優先度を付けることが出来たため、店長が行う仕事とスタッフに振る仕事が明確になり、店舗に戻った際にも即実践できるということを体感していただきました。
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TheDoor5 総括として、店長経験のある講師自らの体験として「店長は仕事がたくさん有り、手がふさがってしまう。そうなると物理的にも精神的にもお店を見ることができなくなる。そんな中、先輩のアドバイスをきっかけに、役割分担と権限委譲をして店長は手ぶらになることが重要だと痛感した」としました。受講者の方の中には、大きくうなづかれる方が多くいらっしゃいました。3つの目の演習として、プログラムの第4回目で行う「コーチング」をロールプレイグを通し、体験していただきました。皆さん実際の店舗で部下と接するようにロールプレイングを行ってくださり、フィードバックにも真剣に耳を傾けていました。

関連項目

専門店店長プログラム【THE DOOR】

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