「2015年度 建設業新入社員講座」開催レポート
4月7日(火曜日)、建設会社の2015年度新入社員向けの「建設業新入社員講座」を開催致しました。本講座では15社から43名の方にご参加いただき、建設業界で求められること、建設業界の現状と目指していることの説明から始め、社会人としてのマナーを習得して頂きました。
また、建設会社の業務の流れの説明の後、その流れを体験できるよう、「施工ゲーム」というゲーム形式のシミュレーションに、グループワークとして意欲的に取り組んでいただきました。
セミナーの内容
1.アイスブレイク
1)自己紹介、グループ内の役割決定
2)グループ名と今日の目標の設定
2.建設業界について
1)建設会社の社員に求められること
2)建設業界の動向と特徴
3.ビジネスマナー
1)立ち方とお辞儀の仕方
2)発声と挨拶の仕方
3)グループ対抗マナーコンテスト
4)名刺交換の仕方
4.建設会社の業務
1)建設業務の一連の流れ
2)建設工事シミュレーション「施工ゲーム」(グループワーク)
セミナーの様子
1.アイスブレイク
建設産業研究所の丸谷講師の開始挨拶に続き、受講者のグループ毎に自己紹介や役割決め、「グループ名と今日の目標」の話し合いを行いました。最初はやや緊張気味に見えた受講者も、またたく間に打ち解け、会場内は活気に満ちた雰囲気に包まれました。
2.建設業界について
建設業界の現状と共に、建設会社が目指していることについての解説を行いました。また、建設業で働く人にとっての、業務において創意工夫を行うこと、目標を設定することの大切さが伝えられました。このテーマの解説の中で、職業の持つ意味合いと重要性についての受講生の発言が相次ぎました。
3.ビジネスマナー
社会人のマナーの基本となる立ち姿勢、お辞儀、挨拶、名刺交換などについて講師が模範を見せて解説しました。最初は声も小さく、当惑気味に見えた受講者の方々も、徐々に大きな声が出せるようになり、受講者相互のチェックを通して、姿勢良く、リズム良く振る舞えるようになりました。また、グループ対抗戦で成果を競ったことで、グループ内の結束が生まれた様子が伺えました。
4.建設会社の業務
建設産業研究所の中西講師より、建設会社の業務について解説を行いました。
最初に、建設業務の一連の流れや、その業務にかかわる部署について説明しました。受講者にとっては、馴染みのない内容と思われましたが、全ての基本となる重要な学びであったと感じます。その後、建設工事の流れを体験するために、各グループ内で社内部署の役割を割り当て、業務ごとの成果品を作成する「施工ゲーム」に取り組んで頂きました。最初は戸惑いながら着手したものの、最終段階の施工業務に至る頃には、夢中で組み立てていたのが印象的でした。
最後に、受講者の方から、今後は積極的に業務に取組んで頂きたいとの意見が表れました。本講座を通して、業務知識だけでなくチームワークを学び、会社は違っても同じ建設業の同期の仲間に巡り会うことができた店で、受講者にとっては貴重な1日であったものと思います。
セミナー担当講師
株式会社日本コンサルタントグループ 建設産業研究所
経営コンサルタント 丸谷 正
経営コンサルタント 中西 博
■ 日本コンサルタントグループ 会社概要
- 【会社名】
- 株式会社日本コンサルタントグループ
- 【所在地】
- 〒161-8553 東京都新宿区下落合3丁目-22-15 ニッコンビル
- 【代表者】
- 清水秀一
- 【創 業】
- 1956年12月
- 【事業内容】
- 総合経営コンサルタント業(企業診断・改善支援、人材育成・能力開発、市場調査、地域開発、e-メールプロモーション・出版事業)
- 【事業所】
- 札幌、北東北、仙台、福島、新潟、東京、名古屋、金沢、大阪、福岡