「若手社員育成プログラム」紹介セミナー開催レポート

「若手社員育成プログラム」紹介セミナー開催レポート

5月26日(水)に「若手社員育成プログラム」紹介セミナーを開催いたしました。

セミナーでは、組織活性化に貢献する意識を持って行動できる若手社員を育成するために効果的な研修コースをご紹介させていただきました。

セミナー内容

 カリキュラム 1.若手社員育成プログラムのコンセプト

1)若手社員の姿勢と能力
2)各コースのねらい

2.若手社員ステップアップコース

1)仕事の基本とコミュニケーション
2)コース内容とゲーム演習の紹介

3.ロジカル・シリーズ研修

1)ビジネスで重要となる論理力
2)コース内容とケースフラッシュの紹介

4.若手キャリア研修

1)職務への前向きさを引き出す
2)コース内容と展開手法の紹介

5.質疑応答

セミナーのポイント

(1)若手社員育成プログラムのコンセプト  ~個人の能力を向上させ、組織発展を意識した積極的な姿勢と行動を身につける

はじめに、本プログラムの対象となる入社2年目から3年目の若手社員の動向と課題、プログラムのコンセプトと、プログラムを構成する若手社員ステップアップコース、ロジカル・シリーズ研修、若手キャリア研修の3つの研修コースのねらいについてご説明しました。

■コンセプト

「個人の能力を向上させるとともに、自主的に課題を見つけて仕事をしたり、人を巻き込んで仕事をしていくという積極的な姿勢と行動ができる若手社員を育成すること」

■各研修コースのねらい

【若手社員ステップアップコース】

主体性・積極性を養い、仕事を進める上で効果的なスキルを身につける

【ロジカル・シリーズ研修】

論理思考による問題解決とコミュニケーションのスキルを習得する

【若手キャリア研修】

職務意識を拡大し自己成長へモチベートする

(2)若手社員ステップアップコース ~主体性・積極性を養い、仕事を進める上で効果的なスキルを身につける

若手社員の主体性・積極性を養うこと、仕事を進める上で効果的なスキルを身につけるという本コースのコンセプトと、それを理解し実践していくために効果的な演習やカリキュラムをご紹介しました。

本コースは、講義の他に仕事を進める上で必要なコミュニケーションと、仕事を効率的に進めるための計画・時間の有効活用について、その必要性と自己の現状を認識し、自己開発のヒントを得るための演習が組み込まれているのが特徴です。

ご参加の皆様にはこの演習のひとつである計画ゲームにより「仕事の進め方の基本」を学ぶ体験をしていただきました。
限られた時間の中で生産性を高めていくためにはPLAN-DO-CHECK-ACTIONが重要であることを実感できるこのゲームに、参加者の皆様は積極的に取り組まれていました。

 グループ演習を体験していただきました

(3)ロジカル・シリーズ研修   ~論理思考による問題解決とコミュニケーションのスキルを習得する

ロジカル・シリーズ研修には、「ロジカル問題解決」「ロジカルコミュニケーション」の2つがあります。

本セミナーでは「ロジカル問題解決」について、物事を論理的に考えて問題を解決していくスキルをケースフラッシュという反復演習により習得していく方法をご紹介しました。

ケースフラッシュは、身近なケースから職場で起こる複雑なケースまで、少しずつ難易度を上げた課題が出題されます。若手社員がケースを体験することで、実際に職場で起こる問題に対応できる力が身につく仕組みになっています。

問題解決の初期段階では「情報(問題となる事実)を分類して整理する」ことが必要ですが、この分類についての身近なケースを受講者の皆様に出題し、考えていただきました。
ケースは「提示された20の料理を同質的なもの同士で分類する」ものです。和食・洋食・中華に分けたり、煮る・炒める・焼くなどの調理方法で分類したりといろいろな意見が出ました。

この演習の後に、「お客様のクレームを分類する」「店舗での問題点を因果関係がわかるようにロジックツリーで構造化する」などの実際に企業の研修で出題された職場で起こる問題をケースにした事例をご覧いただきました。

(4)若手キャリア研修  ~職務意識を拡大し自己成長へモチベートする

若手キャリア研修では、入社2~3年目の若手社員を対象に従来のキャリアデザイン研修行って消化不良が起きている現状と、それを踏まえてファーストキャリアに目を向けた研修を開発した経緯と研修内容についてご説明しました。

現状の問題点は以下のとおりです。

■現状の問題点
  • 入社して数年の若手社員は長期ビジョンと現在の職務の関連性が見出せない
  • 仕事に就いて間もないため、キャリアアンカーは未形成で、それを探そうとしても出口の見えない自分探しに陥るだけである

これらの問題点を改善し以下のような特徴を盛り込んだ本研修は、若手社員が職務行動やキャリアについて意識し、自らが自発的に考えて自己成長へモチベートすることが期待できることをご説明しました。

■若手キャリア研修の特徴
  • ジョブデザインを明確化することからキャリア目標を設定する
  • 身近なところからロールモデルを見つけ出す
  • メンターの支援・獲得のステップや手法を身につける

受講者の感想

ご参加いただいた受講者の方々からは以下のようなご意見をいただきました。

受講者の声(抜粋、要約)

  • 計画ゲームは大変有用だと思いました
  • 全体としてとても参考になりました。私自身もまだ若手に入るので、自分自身に置き換えたときに効果が期待できるのではないかと思いました
  • 研修制度のみでなく、今、若手社員が何を求めているかについても知ることができました

当日、ご多忙の中ご来場いただいた皆様には改めて感謝を申し上げます。
今後も、社員教育に関するセミナーを開催いたします。
詳しい情報については、こちらのHPでご案内いたしますので、ぜひご覧ください。

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【所在地】
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