経営戦略の策定
経営ビジョンを実現するための問題認識と課題化
経営ビジョンとは、あるべき姿によって成された企業の社会における役割を満たすことを具体的に示したものであり、内部・外部に対する施策の拠り所です。
経営戦略は経営ビジョンを実現するためにどのような事業活動を行うかの指標と言えます。
経営戦略策定のステップは概ね下図の通りです。
経営戦略の策定のコンサルティングステップ
STEP1:現状把握
- インタビュー調査
- 各種経営資料分析
- 外部環境分析
STEP2:経営戦略策定
- 自社が社会のかかわりの中で、どう生きていったら良いかを示す「道しるべ」となる『経営目的』を明確化します。実際には、『経営理念』と『経営目標』として表現します。(すでに経営理念が明文化され、社員で共有化されている場合は、新たに策定せずに、それを確認して次のステップへ進む)
- 中長期経営戦略を策定するにあって、まず自社を取り巻く市場機会(外部環境)分析と事業能力(内部環境)分析を実施し、自社の現状における課題等を明確化いたします。
- 社員が会社の将来について夢を描き、動機づけされ、働く意欲を持つ拠りどころとなる経営ビジョンを策定し、「将来展望とその指針」を明確化します。
- 中期経営基本目標は、自社が3~5年の期間で到達したい水準を明確にするものであり、自社の経営実態を示す経営指標を選んで目標設定します。
STEP3:戦略計画策定
- 自社が狙いとする市場や顧客を明確にします。
- 提供する商品やサービスの組み合わせを決めて、市場競争で勝ち抜く「もくろみ」とも言うべき戦略市場計画を策定します。
- 戦略市場計画の実現に向けて、経営の骨組や仕組みを構築する戦略機能別計画ならびに予算の戦略的方向を示す戦略予算編成計画を策定します。
STEP4:目標・戦略実践管理
- STEP3の段階で編成されたプロジェクトチームが中心となり、目標達成活動を推進しプロセスを管理します。
- 基本的な進め方として、①戦略推進会議においてプロジェクトチームが策定した計画を発表→②日常業務における改善活動の推進→③戦略実践個別ミーティングでの進捗度確認→④戦略推進会議において進捗状況を発表 となります。
※プログラムは一例です。プロジェクトの企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、お客様の目的、対象者などを確認させていただいた後、オリジナルプログラムの設計をいたします。