コストマネジメントプログラム
このプログラムの目的
4機能(「積算機能」「購買機能」「原価管理機能」「コミュニケーション機能」)を再整備し、“しくみ化”“ルール化”を図り“マネジメント”による“人が育つ”経営体質へと転換する。この一連の過程で『経営組織の変革』と同時に『コストダウン』を図り経営基盤の強化へ展開させるのがニッコンのコストマネジメントプログラムです。
プログラムの概要と展開ステップ
フェーズ・ステップ | 内容 | 対象 | ||||
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方法/ 備考 |
経営者 | 幹部・ 管理者 |
PT | 社員 | ||
フェーズ1:現状組織の把握 営業・施工・管理に関する各部門の主要メンバーに対する実態のヒアリング(聞き取り調査)と社員アンケートにより、現状の実態とともに課題の把握をはかります。 |
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ステップ1:実態把握 | ①実態把握アンケート | ○ | ||||
②主要メンバーヒアリング | 2日 | ○ | ||||
ステップ2: 経営者ミーティング |
ステップ1を受け、経営者の意向に基づく改革戦略の方向設計協議を行う | 1日 | ○ | |||
フェーズ2:変革組織の設計 フェ―ズ1を受け、経営者との合意の下に今後の組織変革の方向付けとその具体的内容・推進計画を社内のプロジェクトメンバーを中心に作り上げていきます。 |
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ステップ1: 合意形成ミーティング |
コストマネジメントが必要な背景と重要性を説明し、コストマネジメントを推進するための体制、しくみなどについて経営者・管理者を中心にその合意形成 | 2日 | △ | ○ | ||
ステップ2: 業務の機能体系整備 |
改革推進組織の機能整理 現状業務を見直しながら、営業・生産・管理の3機能の業務機能体系を設計 |
PT 指導 |
☆ | △ | ○ | |
ステップ3: 改善課題の方針決定 |
改革課題の取組方針の決定 Step2で設計した機能体系を、機能細目ごとの“あるべき姿”を明確にした上で本質的課題の設定とコストマネジメントにかかわる課題の選別 |
PT 指導 |
☆ | △ | ○ | |
フェーズ3:改革組織への移行 競争力のある見積書提出・利益が確保できる実行予算管理・コスト低減を図る施工検討会の実施・購買部門の機能強化等の実務的組織変革計画の本格的な推進・軌道乗せをすすめ、成果の獲得に邁進します。 |
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ステップ1: 課題の仕組・ルール化 |
改革組織運営課題の仕組・ルール化 | PT 指導 |
☆ | ○ | ○ | |
ステップ2: 課題の組織対応 |
改革組織での試行運営 | PT 指導 |
☆ | ○ | △ | ○ |
導入期待効果
「コストマネジメントプログラム」では、企業としての必要利益確保の課題に対して、科学的・組織的・情報活用型の改善活動を通じて段階的・継続的にコスト削減を展開できる体制・しくみ・基準を作り、それを全うし得る人材育成を同時に進めることを意図しています。
単なる知識や理論の習得にとどまらず、あくまでも組織としてのノウハウ蓄積やコストを下げるしくみづくりを通じて人材育成を図り、経営組織自体を変革することを最終目標と捕らえています。
※プログラムは一例です。研修の企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、研修目的、対象者などを確認させていただいた後、オリジナルプログラムの設計をいたします。