フードサービス業のCDPのしくみづくり

フードサービス業のCDPのしくみづくり

目的

フードサービス業・ホテル業の人材に関して、

  • 人材の活用とレイバーコストの抑制を満たす人事制度のありかた(コース別人事等)の提案
  • フードサービス業に従事する人材に要求される保有要件(組織のミッションを実現するために必要な能力)の明確化
  • 基本的なコア人材(店長等)の、速く、計画的な育成

その結果、顧客満足度と生産性向上を目的としております。

今、CDPが求められる理由

フードサービス業界では、人材の質の差=企業の業績の差となって表れます。「企業の優劣」はすなわち「個店の優劣」であり、個店の優劣は「店舗責任者を中心とした人材の優劣」です。核となる人材を速く、効率よく育成していくことはすべてのフードサービス業・ホテル業で切実で永遠の課題となっています。しかし、一方では、企業規模の拡大が進まない企業では、管理職ポスト不足と高齢者の処遇に頭を悩ませています。人材を固定化するのではなく、変動化し、活性化していかない限り、フードサービス企業・ホテル業は勝ち残れなくなっています。

CDPのしくみづくりのコンサルティングステップ

STEP1:社員CDPの基本的なしくみを作り上げる
内容 企業の将来戦略を見据えた上で、社員をどの様に育成していくかの体系を構築するステップです。言うまでもなく、CDP全体の基本となる部分であり、人事諸制度全体とも密接に連動してきます。

  • 事業戦略と組織・人材戦略の明確化
  • あるべき人事制度の構築
  • 必要な保有要件の明確化
  • 社員CDPモデルの作成
  • 人材育成のしくみ

STEP2:社員CDPが動いていくためのしかけを創る
内容 ステップ1を受けて、実際にCDPが動いていくためのしくみやツールを整備する段階です。CDPの体系を肉付けし、具体化していく作業です。

  • OJTのしくみづくり
  • 必要なツールの作成

STEP3:社員CDPが動いていくようにする
内容 しくみを実際に動かしながら修正していくステップです。教育・訓練や評価制度などを運用し、社員の動機づけを促しながら、CDPを企業に根付かせるための段階です。

  • CDPの導入

STEP4:CDPにパートアルバイトをからませ、戦力化させていく
内容 社員のCDPだけでは生産性は向上しません。パートアルバイトを戦力化し、変動人材が機能してこそ企業が繁栄していきます。ここでは、パートアルバイトのCDPを作成し、機能化させます。

  • パート・アルバイトのあるべきCDPの骨格づくり
  • パート・アルバイトの業務内容整理
  • 業務内容の難易度分け
  • 各種マニュアルの整備
  • 目標設定と評価のしくみ
  • 賃金と昇格のしくみ
  • しくみの浸透と考課者訓練

 

※プログラムは一例です。プロジェクトの企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、お客様の目的、対象者などを確認させていただいた後、オリジナルプログラムの設計をいたします。