性格診断・職場適応性診断 AD-301、AD-302

性格診断・職場適応性診断 AD-301、AD-302

性格診断・職場適応性診断 AD-301・AD-302

AD・・・Aptitude(適性)、Diagnosis(診断)

AD-301・AD-302は、日本コンサルタントグループが開発した性格診断プログラムです。AD-301では性格を診断し、AD-302では職場や環境への適応性を診断します。また分析結果は、AD-301、AD-302の各結果を組合わせて総合的に診断します。

AD-301 性格診断

性格の診断を目的としており、人格の基本的なエネルギーの方向を示す向性(内向・外向)を中心に評価しています。105問ある設問は、次の6項目に集約されます。なお、6項目の他に自己防衛的傾向(自分をよりよく見せたいと思う傾向)を見るLX度評価が含まれています。

■診断結果の読み方

AD-301の回答は、①~⑥の項目別に集計され、個人別の性格診断表に項目別の棒グラフでOUTPUTされます。棒グラフが中心より右に伸びている場合は「+」傾向があり、左に伸びている場合は「-」傾向があることを表わしています。右(又は左)に大きく伸びている場合は、右(又は左)に標記された特徴的傾向がより強いことを示しています。

下記グラフでは、「①社交性」の結果が右に大きく伸びていますので、右側に標記された「人付き合いが上手」の傾向が強いことを表わしています。特徴的な傾向にあるように、必ずしも「+」方向が望ましいというものではありません。

AD-302 職場適応性診断

職場適応性の診断を目的としており、職場や日常生活における態度を中心としてその度合いを評価しています。75問ある設問は、次の7項目に集約されます。

■診断結果の読み方

AD-302の回答は、⑦~⑬の項目別に集計され、AD-301同様項目別の棒グラフでOUTPUTされます。

棒グラフの読み方もAD-301と同様です。但し、AD-301と異なり、⑦~⑬の項目は左側(-方向)よりも右側(+方向)が望ましいと評価します。各項目の各傾向を一覧にすると次のようになります。

自己防衛的傾向のチェック

AD-301の設問中に、自己防衛的傾向(自分をよりよく見せたいと思う傾向)を見るLX度評価を行う設問が15問含まれています。これらの設問は、多くのデータ検証で「はい」「いいえ」の回答比率が大きく偏っている(70%以上)という基準で選定されています。15問中40%に当たる6問以上が他とは異なる回答をしている場合は、「自分をよりよく見せたい」心理が働いていると判断し、結果票に「防衛的意識がみられ、回答の信頼性は低い。」と標記しています。

回避意識のチェック

AD-301、AD-302合わせて、「どちらともいえない(3)」の回答数が183設問中20%の37問以上ある場合には、当調査に対する回避意識があると判断し、結果票に「回避的態度がみられ、回答の信頼性は低い。」と標記しています。

総合診断結果(サンプル)

総合診断結果(サンプル)

AD-301、AD-302の各結果を組み合わせ、以下の総合評価をしています。

総合診断結果(サンプル)