OJTハンドブックの作成

OJTハンドブックの作成

新入社員教育の内容や教えかたをできるだけ統一し、育成のばらつき・ギャップを避けるひとつの方法として、教育マニュアルやハンドブックなどのOJT用ツールを開発・作成します。

ハンドブックの目的と範囲

作成目的
  • 新入社員にとって・・・何をどのくらいできていなければならないのかの知識・スキルの習得・確認と今後の方向付け。
  • 管理者にとって・・・指導内容の明確化と育成方法の共通化。
  • 会社/人事にとって・・・新入社員の早期育成と定着化。
作成範囲
  • 企業の経営理念から始まり、特に配属直後の導入時教育に重点を置いたものとする。
  • 日常業務の具体的方法など、必要知識全般にわたって網羅する。
  • 指導する側・指導される側の両方でチェックができる項目を作り、誰が見ても進行度合いがわかる内容にする。
  • 現状の指導項目を基本に、現場の意見を取り入れる。
  • 新人の不安解消に重点を置いた内容とする。

ハンドブック作成のステップ

STEP1:フレーム設計
内容
  • ハンドブックの種類、内容レベル、構成、項目などの概要決定
  • ページの構成や表現の仕方を決める
  • ハンドブックの目次と盛り込むポイントの案をつくる

STEP2:資料収集
内容
  • ハンドブックのフレームから、必要情報収集項目を出す
  • 必要情報収集項目に関する資料を収集する
  • 収集資料を整理し、目次と盛り込む内容をラフ設計する

STEP3:インタビュー
内容
  • 不足な情報や不明な点などを整理し、インタビュー項目を出す
  • インタビュー対象と方法を決め、実施する
  • インタビュー結果をまとめる

STEP4:インタビュー
内容
  • 資料とインタビュー結果から、ラフ原稿を作成する
  • ラフ原稿を提示し、貴社PTで内容の検討を行う
  • 貴社PTでの検討を踏まえて、ラフ原稿を仕上げる
  • 正式原稿の書式・デザイン等を最終的に決める

STEP5:報告・納品
内容
  • ラフ原稿を元に正式原稿を作成、報告し、修正意見等を得る
  • 弊社からの修正原稿を貴社にて最終チェックいただく
  • 最終原稿から、版下を作成し、印刷する
  • 成果品を納品する