職場内コミュニケーションを良くするための「雑談力」向上研修

職場内コミュニケーションを良くするための「雑談力」向上研修

~「話題づくり」「関係づくり」「魅力づくり」の観点からのアプローチ~

教育プログラムの狙い

組織としての成果を出す第一歩として、所属する組織内のコミュニケーションを活発にするため、見過ごされがちな「日ごろのたわいのない会話≒『雑談』」をおこなう個人のスキルを向上させるのが狙いです。またチーム活動においてメンバーの意見を伝え合い、チームの方向性を揃え求心力を高めるためのスキルも身につけられる内容です。

こんな悩みを解決!

対象者:管理職・監督職・一般職

  • 「部下と何を話したらいいか分からない」管理職の人
  • 「周囲と距離感がうまく取れず、会話が続かない」若手社員
  • 「コミュニケーションを取るのが苦手」と思っている新入社員
  • チームや組織としての活動を始めようとしているメンバー

教育プログラムの特長

  1. 雑談力を、習得可能な3つのスキル「話題づくり」「関係づくり」「魅力づくり」のスキルに分けています。
  2. 体験型学習を通じて、自己の総合的な雑談スキルを高めることができます。
  3. チーム活性化のスキルも身に付けられるプログラムです。

導入実績・事例

食品スーパー/システム開発 他


―システム開発 S社―

S社は、業界の風土や社風もあって、職場の効率化を追求することを是とする雰囲気があった。近年では、情報技術の発達を活用して、社内ではメールやチャット等での会話が中心となっていき、極端なところでは隣同士でも「送った内容の証拠を残す」という名目で、メールで会話するような雰囲気があり、直接的な対話がどんどん減っていた。また、「仕事に関係のない話は、周りにも迷惑になるから職場ですべきではない」というような空気もできてしまっていた。

そのような中、「必要以上にはお互いに協力しない」という負の状況が出だしていたS社では、このままではまずいのでは、という社内の声があがっていた。連絡の効率化を追求してきた社内の空気を変えるため、直接の会話を増やすような仕組みを導入するとともに、あまり各自が必要性を感じていなかった、話したり、聴いたりするスキルを高める研修として本研修をあわせて導入した。

「どのように会話や雑談をしていったらいいか全く分からない」という状態にあったメンバーも、雑談力を習得できるスキルに分解して学ぶことで、何をどうすればよいかが明確になり、少しずつ社員の会話が増え、S社全体の雰囲気も変わりつつあるところである。

基本カリキュラム

雑談力を「話題づくり」「関係づくり」「魅力づくり」のスキルという3つに分けて、それぞれのスキルを高めるため、演習を中心に学習できるよう構成されています。

1日目 1.雑談力とは

1)雑談とは何か

2.話題づくりのスキル

導入講義
※演習①:情報を収集する「時代の空気感をつかむ」
※演習②:話題を広げる「九マス展開」

3.関係づくりのスキル

導入講義
※演習③:聴く力「全身で聴く」

4.魅力づくりのスキル

導入講義
※演習④:発信する力「ちょい足し発信」

5.スキル統合演習

※演習⑤:シューティング・チェック雑談風景の撮影と自己FB

 振り返り、まとめ

関連項目