建築工事の基本研修
現場配属前に建築工事の基本知識を習得します
目的
建設会社で働く新入社員として最低限知っておくべき建築工事の基本を学びます。
対象
- 入社1年未満の社員
- 新入社員(建築部門に配属予定の方)
効果
建築工事の基本を習得でき、実際の現場業務の面白さ、やりがいなどを感じるきっかけを作ることができます。新人を受け入れた現場サイドも初歩的な知識は教えなくてよくなり、より育成のスピードが上がります。
カリキュラム例(7時間)
1.プロローグ:ディスカッション
建設現場で働くにあたって 〜今の気持ちを皆と共有しましょう〜
(講師による質疑回答もあり)
2.これからの建設業界について 〜どんな変化が起こるのかを学ぶ〜
1)変革期真只中の建設業界
2)建設テックとは?BIMとは?
3)働き方改革と労働時間規制
4)旧3Kから新3Kへ
※実習:どれだけの時間働けるか?時間外労働規制における労働可能時間の算出
3.建築工事の基礎知識 〜現場に行く前に覚えておきたい3つのポイント〜
1)建築構造の基本用語
2)建築工事に使用する材料資材
3)建築現場のステークホルダー
4)安全サイクル
4.建築工事の流れ 〜工程表はコツさえわかれば難しくない〜
1)建築工事のマスター工程
2)ネットワーク工程表
※実習:ネットワークでマスター工程を描いてみよう!
5.建築工事の工事種目と若手の仕事 ~どんな仕事をまかされるのか?~
1)建設業許可証から見える工事の種類
2)仮設工事
3)杭工事
4)基礎躯体工事
5)地上躯体工事
6)外装、内装工事
7)外構工事
※実習:工事写真台帳を作ってみよう!
6.建築工事における図面の種類 ~図面といってもいろいろある~
1)設計図と施工図、製作図、仮設図
2)図面作図から工事着手までの流れ
※実習:仮設計画図、躯体図を書いてみよう!
7.工事着手までの段取りの実例 ~先輩はどんな段取りをしてるのか~
1)鉄筋工事
2)コンクリート工事
3)施工計画書の実例
8.終わりに 〜人間関係に悩まないための現場処世術〜
1)一人前の監督になった時とは?
2)何事も「報連相」
3)職人さんの生活を守るのも監督の仕事
※プログラムは一例です。プロジェクトの企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、お客様の目的、対象者などを確認させていただいた後、オリジナルプログラムの設計をいたします。