一戦管理者が相互に学ぶ部下の指導教育の勘所

”持論”を活用した経験学習プログラム~一戦管理者が相互に学ぶ部下の指導教育の勘所~

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研修の概要

目的

私たちは、業務遂行を通じて得られた経験を蓄積し成長していきます。すなわち、業務を通じての成功が成長を促し、そしてこの成長がより大きな業務成果を生み出していくのです。このような仕事を通じた体験学習の方法を“持論作成”という手段を通じて、わかりやすく習得するのが本プログラムの特徴です。持論作成の対象業務(=学習テーマ)を部下の指導育成に絞り、部下とのコミュニケーションのあり方、動機づけや成長の促進のポイントを習得することを狙いとして実施します。実践から生み出された知恵を交し合い、気づきや使えるノウハウを得てください。

また、成功をテーマにしたポジティブな会話を通じて、参加する管理者相互のより親密な関係が育まれます。社外人脈の形成にも本研修を役立ててください。

対象

管理職層

時間

13:00-17:00、2日間

カリキュラム例

1回目

時 間 カリキュラム

13:00

17:00

■オリエンテーション

1.経験学習理論のご紹介

  • デビットコルブの経験学習サイクル
  • 業務を通じて学ぶことの意味合い

 

2.学びを生みやすい業務遂行のあり方

  • 3つのありかた(興味をもつ、徹底的にとりくむ、振り返る)

演習/とりくみを習慣化する12のポイント

演習/振り返りを習慣として仕事の中に組み込む

 

3.持論作成のポイント

  • 持論とは何か(演習/現在持っている持論の披露(事前課題))
  • 持論作成の方法
  • フォロー研修に向けての持論作成案内

 

■まとめと講師からのアドバイス

2回目(フォロー研修:1~3カ月後)

時 間

カリキュラム

13:00

 

 

 

 

 

 

 

17:00

■オリエンテーション

1.設定した持論の品評会

  • 作成した持論のシェアリング(共有)

 

2.持論生成過程のドラマ(成功ストーリーを語り合う)

  • ストーリー① 喜びの瞬間
  • ストーリー② 挫折からの脱出

 

3.持論活用に向けて

  •   持論の活かし方を研究する(演習/持論活用のイメージをふくらます(質問会議))

■まとめと講師からのアドバイス

内容詳細

  • 本研修のベースとなる経験学習の考え方を確認した上で、業務を通じて学ぶことの意味合い、学びを生み出す仕事の仕方を学びます。
  • 持論やその作成の方法いついて案内するとともに、フォロー研修に向け、業務遂行により得られる持論作成を課題として提示します。
  • フォロー研修では、作成した持論をもちより、伝え合います。業務遂行や対人関係形成のノウハウや勘所を習得します。
  • また、成功体験をベースにした持論を語り合うことで、ポジティブ感情を実感し、自己肯定感(自信・自尊心)を高めます。

講師紹介

yamagushi_prof 山口 雅史 Yamaguchi Masafumi≫ 

日本コンサルタントグループでは人事系のコンサルティングを、生命保険会社では人材開発。マネジャーとして人材開発業務に従事した後、人材育成コンサルタント、コーチとして独立。IT系企業の営業マネジャー、営業担当者、SEを対象にコーチング、リーダーシップ、コミュニケーション等の領域について、プログラム開発および研修ファシリテーターとして活動する。ビジネスパーソンの主体性開発がライフワーク。