戦略課題形成プログラム

戦略課題形成プログラム ~企業の上級マネジメントに必要な課題形成の力~

研修の概要

目的

1.企業の代表としての経営層の役割・リーダーとしての資質を認識します

2.自社の戦略課題をキーワードストーミング・SWOT分析を通じて分析したうえで形成します

3.部下指導に必要なスキル体系を理解し、部下指導における機会を洗い出します

対象

経営層

時間

9:30-17:00、2日間

カリキュラム例

1日目

■オリエンテーション

1.期待されるリーダーの役割

1)企業を取り巻く企業環境の変化

2)経営層としての役割

3)役割遂行に必要な能力・資質

2.戦略課題の抽出と目標設定

1)戦略課題の設定プロセスとポイント

2)戦略課題の抽出

(キーワードストーミング・SWOT分析)

~職務・役割を果たすための課題抽出~

3)目標の設定~組織目標、自己目標の設定

(1)目標の具体化

(2)達成水準の設定

2日目

3.部下育成の原則

1)部下育成の勘どころ

(1)部下との関係づくり

(2)リーダーシップの発揮

(2)リーダーシップスタイルの診断

(3)育成手法の理解:カウンセリング、コーチング

2)部下育成の進め方

(1)部下の現状把握をする視点

(2)指導機会と計画性

4.実行計画の策定

1)目標をブレークダウンし展開する方法の検討

2)職務割り当てとフィードバックのしくみ

3)実行計画の策定

(1)実行計画の作成

(2)計画実施への意思表明

■まとめ

内容詳細

グローバル化の進展や構造改革、規制緩和など、環境変化の潮流が企業のマネジメント行動の転換を迫っています。経営環境の変化は企業に対し、ドラスティックな変革を求め、経験則重視ではない、新しいアプローチを必要としています。こうした時代背景の基で、経営層にはシステム思考アプローチが求められています。

システム思考アプローチは、一見混沌とし複雑に見える事象を単に分解して、その一つひとつを解決するのではなく、「解」としての「仮説」の妥当性を高めるために、次のような進め方が大切になります。

①「点」としての事象一つひとつを因果関係で「線」にする。

②「線」を相互に関連づけ、「面」として「構造化」することで全体を俯瞰できるようにする。

③大局と傾向を見て、「仮説」として本質や重点を読み取る。

講師紹介

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横田 恭一 Yokota Kyouichi≫ 

(株)日本コンサルタントグル-プ コンサルティング部 経営コンサルタント

コミュニケーションテーマ全般、マネジメント、ソリューション営業、マーケティングが専門。自動車部品メーカやコンサルタント会社での営業経験を活かし、わかりやすい説明で、演習を中心におこなう研修は、実践的であるとの定評があります。特に、現在は、次世代リーダーの育成や上級マネジメント職向けの研修では企業価値の創造に向けたプログラムを開発して多くの企業で推進しています。