在宅勤務が単なる自宅待機にならないための~テレワーク・マネジメント講座~

在宅勤務が単なる自宅待機にならないための~テレワーク・マネジメント講座~

研修の概要

目的

新型コロナウィルスの影響により、テレワークでの就業が急速に普及しました。みなが通勤して出社するという従来のモデルとは異なり、テレワークでは一人ひとりが離れた場所で自律して仕事を行うという前提に立つため、仕事の進め方、管理の仕方、メンバーとのコミュニケーションの仕方など、マネジメントにも従来とは異なる手法が求められます。この講座では、コロナショックがビジネスシーンに与えた影響を確認した上で、業務管理とコミュニケーションの2つの側面からテレワークにおけるチームマネジメントについて解説いたします。

対象

管理職層 ・ リーダー層

時間

9:30-17:30

カリキュラム例

■オリエンテーション

1.ビジネス環境の変化とテレワーク・マネジメント

1)新型コロナウィルスがビジネスシーンに与える影響

2)テレワークの展開における課題

  • 自部門のテレワーク導入における課題検討

3)テレワークにおけるマネジメント

4)メンバーの自律性を引き出す重要性とアプローチ

 

2.マネジメントの基本と業務管理

1)マネジメントの目的と機能

2)成果管理とプロセス管理

  • 自部門における成果とプロセスの設計

3)目標設定と計画策定

4)評価指標と行動計画の進捗管理

  • メンバーとの定期的な接点確保の計画

 

3.テレワークマネジメントに求められる面談技術

1)人材育成の基本とマネジャーの役割

2)ティーチング、コーチング、フィードバックの違い

3)傾聴と質問の技術(リモートによる特徴)

4)リモート面談の進め方と留意点

  • オンライン通話における面談の練習

 

4.リモートミーティングにおけるファシリテーション

1)ミーティングの目的と期待効果

2)成否の8割を決めるミーティングの段取り

3)ミーティングにおける対面とリモートの違い

4)リモートミーティングを活性化させるツールの活用

  • ミーティングのシナリオ設計

 

内容詳細

テレワークの導入から定着までの流れと、個々の段階における課題を理解します

テレワークマネジメント1

テレワーク環境におけるメンバーへの介入モデルとコミュニケーションのあり方について考えます

テレワークマネジメント2

オンライン通話の特性を踏まえて、ビデオ通話によるフィードバックやコーチングの進め方を学びます

テレワークマネジメント3

講師紹介

komatsu_prof

小松 茂樹 Komatsu Shigeki≫ 

人材派遣会社にて営業職を経験後、営業企画部門へ。人材コーディネーターの行動データ収集と統計分析を行い、業務プロセスの改善や環境整備に従事。その後、健康食品・化粧品の卸売会社へ転職。営業企画・マーケティング・情報システム・総務・人事・経営企画室などを歴任。業務の改廃新、プロセスの簡素化、マニュアル作成による汎用化、ITを用いた効率化を得意とし、様々な部門での業務改善やパフォーマンス向上に取り組む。後に、経営企画部門の人事担当として、人事制度の再設計や評価、査定、採用、社員研修などを行う。

現在は経営コンサルタントとして、営業力強化・業務改善・生産性向上・ビジネススキル向上など幅広い範囲で、業績向上や人材育成の支援を行っている。理論的な背景と情熱的な語り口を交えた講演スタイルに定評があり、セミナーや研修で高い支持を得ている。中小企業のマネジメント機能構築や業務効率化コンサルティング、職場改善、人事制度改訂など、実務的な指導も手がけている。