ベトナム人スタッフ受け入れ研修
ベトナム人スタッフ受け入れ研修の対象となる方
- 初めてベトナム人の部下を持つ上司
- 初めてベトナム社員を育成するOJTトレーナー
ベトナム人スタッフ受け入れ研修の特徴
基本編(3時間)
- OJTの役割と期待を確認します
- 外国人とともに働くための心構えのポイントを認識していただきます。特にベトナム人を上手く指導するための知識を習得します
- 講義と演習を通じて、文化の違いを考察し、相手に合わせたコミュニケーションを意識します
応用編(3時間)
- お互いに指導場面で上手くいったこと、困ったことを持ち寄り、今後の活動に活かせるように振り返っていきます。全体の大きな課題については、講師よりアドバイスをいたします
- 演習を通して受講者の理解を深めます
- 具体的なOJTの手順と展開を考察します
- お互いに働きやすい職場をつくっていくため知識を身につけます
カリキュラム
基本編(3時間)
はじめに
1.立場を変えて考えてみよう
- 「演習:もし自分が外国で働くとすると?」
- 立場の違いを理解しよう
→自分自身が外国で働く場合、どのようなことに困り、どのようなことを手伝って欲しいでしょうか。自分が外国で働く立場となって考えることで、受け入れ側としての意識を高めます。
2.文化の違いを理解しよう
- 価値観の違いを理解しよう
- 「演習:カルチャーマップによる違いの整理」
- 時間の感覚の違い
- 指示の受け方の違い
- 仕事観の違い
- 当たり前のことを言葉にしよう
→日本人同士では意識していない「当たり前のこと」がベトナム人には通用しません。そこで、エリン・メイヤーのカルチャーマップを利用して、日本とベトナムの仕事における文化の違いを明らかにしながら、われわれの「当たり前」を言語化していくように心掛けていきます。
3.受け入れ側の準備
- 外国人とともに働くための心構え
- 言葉の理解度による支援
- 指導するための工夫
→ベトナム人は家族やコミュニティをとても大切にします。受け入れ側の意識としては、上手く馴染めるようコミュニティの一員(職場の仲間)としてオープンマインドで受け入れる心構えが必要です。また、言葉の理解度に応じて、支援するポイントなどを整理していきます。
応用編(3時間)
4.指導場面の振り返り
- 「上手くいったこと、困ったことを振り返ろう」
- 指導者としての心構えと基本
→お互いに指導場面で上手くいったこと、困ったことを持ち寄り、今後の活動に活かせるように振り返っていきます。全体の大きな課題については、講師よりアドバイスをいたします。
5.場面に応じた対応を心掛けよう
- 日本での仕事の進め方
- 「演習①:友人が毎日たくさん押しかけてくる」
- 「演習②:細かい指導にモチベーションが下がっている」
- 多様な働き方の理解
→仕事に対する価値観や考え方は人それぞれです。しかし、職場のルールは職場のメンバーが気持ちよく働いていくために必要なものです。演習を通じて、場面に応じた対応を考察していきます。
6.お互いに働きやすい職場のつくり方
- 人間関係構築のためのコミュニケーション
- 職場改善へのステップ
→お互いに働きやすい職場をつくっていくためには、日々のコミュニケーションは欠かせないものです。前回とりあげたようにコミュニティを大事にするベトナム人には特に欠かせない要素です。日々の声掛けとともにお互いに働きやすくなるように職場環境を改善していくことが必要です。
※プログラムは一例です。プロジェクトの企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、お客様の目的、対象者などを確認させていただいた後、オリジナルプログラムの設計をいたします。