退職金制度

退職金制度

目的と課題

少子高齢化は建設業界にとっては重要な課題であり、知識・経験・資格を有する社員の処遇について、企業の雇用環境の変化を踏まえた長期的展望を加えた形の退職金制度を見直す必要があります。

特徴

  1. 退職金制度の見直し・改訂にあたっては、はじめに退職金算定方式についてどのような方式を採用するかを決めます。代表的な算定方式として基本給連動制とポイント制があり、これらを活用し貢献度に応じた支給額を設定します。
  2. 社員のキャリアプランなど、退職後の再雇用も見据えた制度設計を行います。
  3. 会社側、社員側の双方がわかりやすい制度にします。
基本給(役職手当)連動制 ポイント制
退職時の基本給や勤続年数などを基準としている制度です。退職金=退職時基礎額×勤続係数×退職理由係数(退職時基礎額=基本給+役職手当) 会社への貢献度をより大きく反映できます。現在多くの企業が取り入れています。退職金=所有ポイント×ポイント単価×退職理由係数

 

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