工事部門自律支援コンサルティング
目的
建設業は、現場の円滑運営においても、収益拡大においても、技術向上においても、一人の飛び抜けて優秀な現場代理人がいれば叶うものではありません。むしろ個人の大きなバラツキなく一定の水準を保ち、全員を少しずつ底上げする方が大きな成果を得られます。バラツキを縮小するには、各々が自身を律し、自発的に成長に努める必要があります。また、個人⇔現場⇔部門を連動させることで、個人の努力の集積が現場の改善の慣習となり、工事部門の組織的な成長のしくみとして定着する。 反対に、部門の成長のしくみが現場に改善の慣習を根付かせ、個人の努力を促す。 このような好循環の創出が求められます。
個人⇔現場⇔部門の連動は、経営方針を掲げるだけでは実現しません。 実務が方針通り進捗されているか、定期的に的確に把握する必要があります。 そのためには、個人、現場、部門の各活動のPDCAに対してKPI(重要評価指標)を設定しこれらを定量的に管理することが最も有効です。事業活動を適宜数値で見える化できれば、社長の工事部門への関与の仕方が変わります。今まで、些細な点まで指示し報告を受けてきた場合、適切な職務分担が図れます。 工事部門長に多くを任せてきた場合、事業の実態を把握でき、より経営方針を反映できるようになります。
私どもは、個人⇔現場⇔部門の活動のKPI管理により自律組織の形成を支援します。この手法を習得すれば、時代とともに大きく変化する様々な課題に対応できます。不景気の中でも生き残り成長を続ける、会社の競争力の源泉となります。
特徴
- 経営の思いを自ら進んでカタチにしてくれる組織をつくります。
- 社内の摩擦なく 円滑に進行し、社長ひとりで苦心するより 速く、的確に運営方法を指導するため 継続が容易です
- 10年後を考え、世代交代と同時に差別化を図るための技術力を高めていきます。
- 担当現場にしか興味がない現場代理人の意識をかえます。
コンサルティングステップ
Step.1 現状把握 ・ 課題特定
Step.2 活動計画の策定 “P” ・ KPI(重要評価指標)の設定
Step.3 計画の実行、評価、改善 “D,C,A” ・ KPIの計測
Step.4 PDCAの継続
※プログラムは一例です。プロジェクトの企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、お客様の目的、対象者などを確認させていただいた後、オリジナルプログラムの設計をいたします。