営業部門の活性化診断
停滞している営業部門には共通の現象があります。
●営業マネジャー
- 目標達成のためのコントロールポイントが不明確で叱咤激励型のマネジメントになっている。
- メンバーの能力に合わせた指導ができていない。
- 営業プロセスをチェックしていないため、結果だけで評価している。
- 業績に関心が集中し、部下の指導・育成が手薄になっている。
- 一方的な指示や命令が中心でメンバーに参画させていない 。
●営業マン
- 計画されたことが必ずしも行動結果と一致していない。
- 営業担当者の知識面や技術面で、バラツキがあり、不十分である。
- 個々人の間に垣根があり、情報が公開されず、情報やノウハウの共有化がなされていない。
- 訪問しやすい顧客ばかりに行き、訪問に偏りがある。
- 営業スタイルが引き合い対応中心であり、「攻め」の営業ではない。
●営業管理
- 営業活動や商談のプロセスのしくみや管理基準が不明確である。
- 見込客の判断基準が不明確であったり、形骸化しているため、受注予測が難しい。
- 情報の共有化や相互補完できるしくみがない。顧客管理を組織として行っていない。
- 活動、商談、見込案件等の情報管理が組織的に行われていない。
- チーム全体で問題解決する場が少ない。
営業部門の課題を捉え、改善の方向や手段を明確に指摘します
営業部門活性化診断の特徴・アウトプット
- 現在の営業機能ならびに営業活動の実態を探り、問題点を明らかにします。そして、その真の原因を客観的に分析し、課題を明確にします。
- 自社が今後獲得すべき営業機能としての成功要因(KFS)を発掘します。そして、その成功要因を獲得するための課題・対策を明確にします。
- アンケート調査やヒアリングだけでなく、実際に同行営業を行うことでフィールドでの課題を浮き彫りにします。必要に応じ、顧客への直接ヒアリングやアンケートも行うこともできます。
診断のステップ
STEP1:営業関連資料の収集・分析 | |
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内容 | 営業部門の現状(おもに全体像および定量的側面)を把握するために、以下の資料をお預かりし分析いたします。
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STEP2:ワークシートの収集・分析 | |
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内容 | 営業機能における定性的側面を把握するために、以下の内容を含んだワークシートを送付し、作成・返送していただきます。競合先状況シート
市場状況シート
営業構造状況シート
営業機能現状チェックリスト
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STEP3:ヒアリングの実施 | |
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内容 | 社長または営業担当役員へのヒアリング
営業マネジャーへのヒアリング
営業マンへのヒアリング
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STEP4:営業同行の実施 | |
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内容 | ステップ3のヒアリング実施後、ヒアリングを実施した営業マンと営業同行(午前と午後に分けて)を行います。 このステップでの目的は、営業マンが接している市場の状況を把握する
営業同行でチェックする事項
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STEP5:CSアンケートの実施(オプション) | |
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内容 | CSアンケートを実施することにより、顧客からの評価を定量的・定性的に測定します。 |
STEP6:問題点の整理と課題の設定 | |
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内容 | 入手した営業関連資料とワークシート/ヒアリング/営業同行/CSアンケートの結果から、現状の営業機能における問題点を整理し課題を設定します。 |
STEP7:報告会 | |
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内容 | コンサルタントによる報告会を行います。 |
診断報告書の内容(例)
チーム政策・方針
競合に勝ち続け、高いシェアを確保できる営業体制を目指して、客観的な俯瞰図を描きます。これまでのシガラミにとらわれることなく、以下のような項目について、その理想像を提案いたします。
・顧客市場・ターゲット、競合市場
・顧客管理
・営業組織体制のあり方
・要員の採用と育成
・本社支援(管理)体制のあり方
営業活動のしくみ
前項の政策・方針を受けて、攻めの営業活動を常態化するための方法論を提案いたします。それらの内容は、おおむね次のジャンルを想定しております。
・売上目標の設定方法、および目標進捗管理の方法
・顧客データベースとターゲットリストの整備、およびその運用管理
・計画的な営業活動の手順、自己管理方法
営業管理のしくみ
前項では主に営業マン「個人」の考え方・動き方を提案しますが、本項ではそれら個人を束ねる「営業管理」の手法、マネジャーの仕事の進め方とその管理ツールを設計します。これには、必要によって適切なコントロールスパン(管理要員数や管理範囲)や階層的な管理項目の分担などの問題が含まれます。想定される内容は以下のとおりです。
・要員の育成と動機付け管理
・営業管理データの作成と管理
・組織規範の改善・強化
・顧客との日常接点管理
・受注配送部門とのリレーション など
期間
STEP1からSTEP7まで(STEP5除く) 約2ヵ月
※営業部門の活性化診断の企画・実施にあたっては当社の営業担当者がお伺いし、ご説明をさせていただいた後オリジナルのご提案をさせていただきます。